バトンのようにしなやかに

持ち味を生かし
人との繋がりから
理想の就職を目指す!

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年
西﨑あいりさんが紹介

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 西﨑あいりさん国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年
西﨑あいりさん

バトントワーリングと
世界とメディアへの興味が
金城で1つになった

中学校に入学した直後に開催された新入生歓迎会で、とびっきりの笑顔で踊る先輩に魅了されバトン部に入部し、高校進学後も継続して打ち込みました。バトン部では、金城学院大学の先輩が指導してくださる機会が多く、大学生活を間近に感じることができました。学業と部活動を両立させながらイキイキとした学生生活を送っている先輩への憧れと、大学進学後もバトントワーリングを続けたいという気持ちから、先輩が通う金城への進学を決めました。オープンキャンパスにも参加し、美しいキャンパスで自分が興味を持つ分野を学びながら、部活動も頑張れる環境が整っていると実感したことも決め手の1つです。
国際情報学科を選んだ理由は、国際社会と情報社会の両方が学べるという点に魅力を感じたからです。高校生の時には英語を積極的に学んでおり、漠然とではあるものの、海外へ行きたい、もっと世界のことを知りたいという思いがありました。また、映画鑑賞が好きだったことから、映画制作の裏側はどうなっているのか、どんな仕事があるのかなど、メディアへの興味も持つようになりました。国際情報学科は、世界のことを知りたいという一方で、映像にも興味があった私にとって願ってもない環境でした。その中でも、他国の文化や多様性についてより深く学びたいと考えていため、グローバルスタディーズコースを選択しました。
国際情報学科にはKIT(Kinjo International Training)と呼ばれる1年次に全員参加の海外研修プログラムがあります。私はカナダに3週間のホームステイをして、そのうちの2週間は語学学校の語学研修、1週間は幼稚園でインターンシップを行いました。幼稚園ではアシスタントとして先生に付き、子どもたちとコミュニケーションを取りながら、工作をしたり踊ったりとアクティブに過ごしました。日本とはまったく異なる文化と風通しの良いコミュニケーションを肌で感じ、教室では学ぶことのできない多くのものを吸収できました。日本語の通じない国で自分の考えを発信するには、コミュニケーションの工夫が不可欠です。この3週間で自ら積極的に行動することの大切さを学んだと思います。
この海外研修の行き先は、複数の選択肢の中から自分で選ぶことができます。KITだからこそ経験できるプログラムが用意されているので、どこを訪れても自分の価値観や考え方に刺激をもらえることがこの学科最大の魅力だと感じます。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 西﨑あいりさん

キャリア支援センターと
二人三脚で
志望企業へ就職

そうした国際情報学科の学びと並行して就職活動の時期がやってきました。3年次の2月頃までは総合職を志望していた私でしたが、副代表や主務という役割を担ってきた部活動での自分のあり方を振り返った時、リーダーの隣に立って支えていく仕事が向いていると気付き、一般職とエリア総合職に絞って就職活動を始めました。地元に残り貢献したい気持ちが強かったことも理由の1つです。理想としたのは、与えられたことを淡々とこなすのではなく、自ら考えて主体的に動くことができる会社です。そうした観点からさまざまな会社を検討する中で、地元のとある自動車会社に勤務する先輩方にお話を伺ったところ、多くのことに積極的に挑戦し幅広く活躍されている方が大勢いらっしゃいました。たくさんのOGの方から、「この会社は挑戦したい気持ちがあれば受け入れてくれる」「新しいプロジェクトがあれば一般職にも声がかかる風土がある」といった声を聞くことができ、地元に残り成長できる環境に魅力を感じて、ここを第一志望に選考を受ける決意をしました。
就職活動をするうえで大変だったのは気持ちのコントロールです。立ち直りは早いほうですが、それでも不採用の通知が来た時は当然落ち込みます。ネガティブな気持ちを切り替えるのには苦労しました。そんな時は大学のキャリア支援センターを訪ねて、とにかく話を聞いてもらうことで同級生には話しづらいことも、客観的な視点からアドバイスしていただけるのでとても助かりました。
模擬面接でも、大変お世話になり、面接の直前になると頻繁に予約を入れて、ほぼ毎日通っていました。マンツーマンで何度でも受けることができ、直すべき点だけでなく、前回からどのように成長しているかを教えていただけたことで自信に繋がりました。
エントリーシート作成時は、エピソードの選定から一緒に考えていただき、自分では言語化できなかった私の気持ちを言葉にしてくれました。就職活動は単独行動になりがちですが、キャリア支援センターという相談できる場所があったことで1人にならず、常に二人三脚で進めることができました。
キャリア支援センターの皆さんの熱心なご指導と温かい言葉があったからこそ、第一志望の会社に就職が決まった今の自分がいるのだと思います。私1人の力では納得のいく就職活動はできなかったと思います。本当にキャリア支援センターの皆さんには感謝の言葉しかありません。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 西﨑あいりさん

自分に誇りを持って
これからの道を切り拓く

4年間の学生生活を通して、人との繋がりを大切にできるようになりました。これは主に、就職活動や部活動を通して学んだことだと思います。就職活動ではキャリア支援センターの方々や、企業の人事の方など、多くの場面で新しい出会いがあります。こうした新しい出会いを大切にするよう心掛けてきました。キャリア支援センターの方には悩みを打ち明けたことで視界が開け、だれかに話すことの重要性を実感しました。そして、お世話になった方々にお礼を伝えたり、自分の近況を報告したり、コミュニケーションを取りつつ、自然と人との繋がりを大切にできるようになりました。
一方、所属するバトン部では、高校のコーチを任せて頂きました。コロナにより練習時間が制限されてしまいましたが、部員のモチベーションを向上させるため、一人ひとりに合わせた声かけをしました。声をかけるタイミング・話す量・話し方を慎重に考えました。伝統を繋いでいくためには、未来のバトン部の担い手を育てることが自分の責務だと感じていたため、前進しながら後ろを振り返り部員と誠実に向き合うことを心掛けました。先輩方や後輩たちと同じ目標に向かって邁進する日々を経て、大きく成長出来ました。
いよいよ4月から社会人になりますが、自分の仕事に誇りを持って働きたいと思います。就職活動中に電話でお話を伺った20名の先輩方はどなたも自分の仕事に誇りを持っていて、イキイキとお仕事をされている印象を受けました。また、学生の私に目線を合わせて丁寧にお話ししてくださる様子も印象的でした。そんな先輩方のようになることが今の私の一番の目標です。入社後にどんな業務を担当するかはまだ分かりませんが、与えられたことだけに取り組むのではなく、常に貪欲な姿勢を持ち続けたいと思います。
また、私が大切にしている言葉である「凡事徹底(※)」も変わらず心掛けたいと思います。挨拶や周りへのありがとうの気持ちなど、当たり前になってしまうことも一つひとつが物事を繋いでいくためのきっかけになると考えて、疎かにせず大切にしていきたいと思います。
大学生活は高校生活に比べて「選択する」ことが一気に増えていきます。どの授業を履修するか、授業外の時間で何をするか、将来はどんな道に進むかなど、大小問わず選択の岐路に立たされることが多くあります。それを面倒だ、嫌だと思わずこれこそが大学生の魅力ですので、ぜひ楽しんでほしいと思います。
どんな道を選んでも、選んだ道を正解にすることが自分にしてあげられることです。とはいえ、1人で成し遂げることが難しい時もあります。金城には、自分の決断にアドバイスをしてくださり、背中を押してくださる先生方や職員の方がたくさんいらっしゃいます。選択のタイミングを楽しんで色々なことに挑戦してください!
※凡事徹底:当たり前のことを徹底的に行うこと。当たり前のことを極めて、他人の追随を許さないこと。

学生生活・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

一緒に踊り続け、駆け抜けたパートナー

私の思い出のアイテムはバトン部で使っているバトンです。中学校1年生からバトン部に所属し、今年で10年目となります。この4年間の大学生活においても、バトンの存在は切っても切り離せません。 全国大会では金賞を受賞し、大学2・3年生の頃には中学校と高校のコーチを任せていただきました。コロナ禍で練習に制限もあり、指導方法を模索することもありましたが、後輩の成長や笑顔を見ることが私の原動力でした。また、今年は大学チームの副代表を務め、ゼロから演技を作ることに挑戦しました。自分が中学校・高校時代に大学生に憧れていたように、今度は自分が後輩の憧れとなるために、毎日切磋琢磨してきました。この4年間で誰かのために頑張ることの素晴らしさを学んだと思います。

世界に通じる国際性を身につける。

情報が世界を動かすグローバル時代を積極的に生きていくには、「国際力」と「情報力」が必須です。この学科では、国際理解と情報技術のリンクを重視した幅広い学びにより、2つの力を相乗的に養います。
そして、身につけた力と自由な発想を生かすための、企業や地域と協同した企画・開発・制作プロジェクトに挑戦できる機会も豊富。「観光プログラム」や「マスコミプログラム」など、目指す業界を見据えた実践的プログラムも魅力です。多様性と活力に満ちた環境の中で、あなたも自分の可能性を広げてみませんか。

国際情報学科 グローバルスタディーズコースの学びについてはこちら

掲載の内容は取材当時のものです。