DIAGIRLが教えてくれる

カンボジアに魅せられた
私がめざすのは
ともに成長できる国際協力!

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 3年
竹内小百合さん(愛知県 岡崎西高等学校出身)が紹介!

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 3年 竹内小百合さん(愛知県 岡崎西高等学校出身)国際情報学部 国際情報学科
グローバルスタディーズコース 3年
竹内小百合さん(愛知県 岡崎西高等学校出身)

これしかない!
KITのカンボジアプログラムが
金城入学の決め手

高校3年生になって愛知県内にある私立大学の情報を収集していたとき、金城学院大学が目に留まりました。オープンキャンパスに出かけると、学園祭が同時開催だったこともあり、その華やかさに圧倒されました。キャンパスもきれいでとても興味がわき、詳しく調べたところ、海外研修プログラムの存在を発見。高校生のときには、ニュージーランドへ短期留学したほど、英語や海外の文化を学ぶことが好きだったので、直感でここしかない!と思いました。特にKIT(※)のカンボジアプログラムに心惹かれ、国際情報学科を目指すことを決めました。国際情報学科に入学したいという意思が強くて、他大学はもちろん金城の他学部すら受験せず、国際情報学科一筋。複数の入試方式で受験しましたが、すべて無事に合格しました。
1年次のKITで念願のカンボジアプログラムを選択。初めてカンボジアへ渡航しました。2年次の夏には、DIAGIRL4期生(当時の3年生)の活動を見学し、手伝いをさせてもらうために2度目のカンボジアへ。DIAGIRLとは、"カワイイ"で私がかわる、世界をかえるをコンセプトに、カンボジアの女のコと日本の女のコが手を取り合い、お互いが成長し合うことを目指す、エシカルでカワイイアクセサリーブランドです。活動が行われている農村へ訪問し、実際の様子を見たのですが、先輩たちがほんとうにキラキラ輝いていました。現地の女性と笑顔でコミュニケーションを取り、丁寧に作り方を教える姿・・・。私も先輩たちのようにキラキラ輝きたい!DIAGIRLの一員として活動がしたい!と強く思い、絶対にDIAGIRLに入るんだ、と決意しました。
また、ゼミを担当している佐藤先生の人柄や学生に接する姿勢、また、先輩方から伺ったお話から、こんなすてきな環境に自分も加わりたいと感じたことも動機の一つです。
※KIT(Kinjo International Training):1年次に全員が参加する体験型海外研修。年度により内容は異なります。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 3年 竹内小百合さん(愛知県 岡崎西高等学校出身) カンボジアで現地スタッフと一緒に。

対等な国際支援をめざし
一体感を持って前へ進む
それが私にとってのDIAGIRL

DIAGIRLのアクセサリーは、私たち金城生が企画・デザインをし、プロの指導を交えて、カンボジアの女性に制作をお願いしています。日本で販売したアクセサリーの収益は、現地女性に還元される仕組みです。ゼミでは、ブランドの運営と同時に、国際協力やソーシャルビジネスを学んでいます。
DIAGIRLに参加するまでは、国際協力は発展途上国に対して先進国が「してあげる」という一方的なイメージでした。でもDIAGIRLの国際協力は、お互いがともに成長しあえるような対等な関係を大切にしています。それを体感したことで、発展途上国と先進国が同じ目線で、対等な関係を築くことが大切なんだという意識変革がありました。カンボジアはとても笑顔に溢れていて、現地の女性たちは、家族の温かさ、生きがいや笑顔をたくさん私たちに教えてくれました。そして私たちは、彼女らにお仕事の機会をつくりお給料をお渡ししています。そうすることで対等な相互関係が成り立っているのではないかと思うのです。
私は、そんなDIAGIRL5期生のゼミ長としてゼミの運営に携わっています。ゼミ長といってもDIAGIRLはメンバー一人ひとり、とても行動力があるので、私はそのサポート役。みんながスムーズに動けるように、動きが鈍くなったら話を聞いたりして、潤滑剤の役割をしていると思っています。リーダーが引っ張っていくというより、全員の一体感で前進するのが5期生の特徴でしょうか。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 3年 竹内小百合さん(愛知県 岡崎西高等学校出身)
DIAGIRLで制作したアクセサリーをご紹介。

DIAGIRLの活動を多くの人に
知ってもらいたい
そして自分自身も成長したい

4月、私たちの活動が始まってすぐ、メンバーの一人が「学生団体総選挙というプレゼン大会があるんだけど出てみない?」と提案してくれました。私はもちろん、メンバー全員が、DIAGIRLを多くの人に広めるチャンスでもあり、自分たちの活動を再認識するよいきっかけになると思い、参加を決めました。
この大会、私たちはインターナショナル部門で競うつもりでいたのですが、なぜかノミネートされたのはエンタメ・サークル部門。どうして?という思いと、それならそこで優勝しよう!という強い思いで臨み、見事部門グランプリと、総合グランプリを受賞!決勝まで勝ち抜いてきた団体はどれもすばらしい活動内容でしたが、その中でグランプリを受賞できたことは、自分たちの活動が認められたということ。DIAGIRLをとても誇らしく思っています。
コンテストの様子はこちら →
国際情報学科の最大の魅力は、海外研修プログラムKITです。私は行き先をカンボジアにしましたが、そのほかにも様々な選択肢があり、英語圏での語学研修やインターンシップ、エアライントレーニングプログラムなど、他ではできない貴重な経験をすることができます。
また、グローバルを舞台にした経営学や経済学、国際情勢や現代社会の知識も得られ、本当に視野が広くなります。もともとニュースを見るのが好きでしたが、最近は世界の各地で起きている出来事に思いを巡らせています。
将来やりたいことがまだ決まっていませんが、いろんなことを学んでみたい、と思っていた私にとっては、とてもやりがいのある学科です。最近はこの学びとDIAGIRLで培ったコミュニケーションスキルや、得難い経験を長所として生かせる職業に就きたいと考えるようになりました。

思い出のアイテム
思い出のアイテム

見ていると現地のスタッフの笑顔が浮かぶ、思いが詰まったアクセサリー!

今年度のDIAGIRLのアクセサリーは2種類。ダリアのお花をモチーフにしたアクセサリーと、シルクを使用した大人カワイイアクセサリーです。どちらも、デザインから商品化までさまざまな過程で工夫を凝らし、現地の女性たちに作ってもらう過程でも、たくさんの苦労と手間をかけています!
その中でも、カンボジア産の貴重なシルクを使用したタッセルモチーフのイヤリングは、高級感のあるとてもすてきなアクセサリーに仕上がりました。現地の素材を使ったこの商品の価値や背景を、DIAGIRLのアクセサリーを手に取ってくれた方々に伝えられればいいなと思います。
「カワイイ」と思って手にした商品が、実はカンボジアの女性たちの役に立っていた、そんな小さな幸せをたくさんの人に感じていただけたら、私たちも嬉しいです。

DIAGIRL(佐藤奈穂ゼミ)Webサイトはこちら →

協調型リーダーシップと
次代をリードする“情報力×国際力”を身につける。

将来、海外を舞台に活躍したい人、世界に通じる国際性を身につけたい人を、知識と行動の両面からサポートするのが国際情報学科です。グローバルビジネスや各国の文化・社会を学び、世界情勢を多角的に理解し視野を広げます。外国人ゲスト講師との交流も多く、学内でも世界に触れる機会がたくさんあります。そして、DIAGIRLのような特徴あるゼミをはじめとした個性豊かなプログラムが、世界へ羽ばたくあなたの翼をさらに大きく、強くしてくれます。

国際情報学科について

掲載の内容は取材当時のものです。