管弦楽団の団長として活動

音楽と心理学が私の両輪
夢を追い続けるため
大学院をめざす!

人間科学部 多元心理学科 3年
鸙野永萌さん(愛知県 椙山女学園高等学校出身)が紹介!

人間科学部 多元心理学科 3年 鸙野永萌さん(愛知県 椙山女学園高等学校出身)人間科学部
多元心理学科 3年
鸙野永萌さん(愛知県 椙山女学園高等学校出身)

人との関わりを
もっと深めたいから
心理職をめざして大学院進学へ

心理学を学びたいと考えるようになったのは高校生のとき。人と関わることが好きだったこと、母が対人援助の仕事に就いていたこともあって、特に心理職に興味を持ち始めました。大学を選ぶ際は、臨床心理士・公認心理師をめざすことのできる大学のオープンキャンパスに足を運びました。中でも金城には複数回通い、体験教室や模擬授業で、心理学関係のカリキュラムの素晴らしさを実感。また、先生に直接お話を伺えたことで、志望度が高まりました。さらに、先輩から直接大学院での充実した日々のお話を聞かせていただき、大学院生の先輩のポスター発表を見学したことで、私も学部卒業後は大学院に進み、金城で6年間学びたいと強く思うようになりました。
高校までは、テストで高得点を取るために勉強をしていましたが、今は、本当にやりたいこと、学びたいことを勉強できているので、すべての授業がとても楽しいです。オープンキャンパスで先輩から伺った「自分の学びたいことなら頑張れる」という言葉の意味を実感しています。

人間科学部 多元心理学科 3年 鸙野永萌さん(愛知県 椙山女学園高等学校出身)

団長としてみんなと一緒に
演奏会をつくりあげる歓び

クラブ活動として管弦楽団に所属し、今年度から団長を務めています。もともと音楽に興味があり、中学校のときに吹奏楽部に入ったのがきっかけ。活動内容は年2回の演奏会と、それに向けた練習が主なものです。近隣の老人ホームで慰問演奏会を行ったり、夏と冬には合宿を行います。アットホームで和気あいあいとした楽しい楽団です。
先日開催したサマーコンサートは、聴きに来てくださった方々に良い演奏をお届けするのはもちろん、私たちも楽しみながら演奏し、みんなが楽しめるコンサートにしたいという思いがありました。団長になってから初めての運営だったので、壁にぶつかることもありましたが、皆で一丸となって乗り越えました。その結果、多くの人から「楽しかったよ!」と言っていただき、嬉しかったです。私はこの経験を通じ、自分たちで演奏会を作り上げる大変さと、たくさんの方々に支えられていることを実感しました。
演奏会前には、みんなの思いが一つにならず、調整も上手くできない自分が歯がゆくて、泣いてしまうこともありました。しかしそれを乗り越えて演奏会を終えたときの歓びは、団長ならではの充実感があります。団長として、とても居心地が良い環境をつくってくれるみんなのことが大好きです。これからも感謝の気持ちを忘れずに活動していきたいです。
また、演奏会ではOGや他の楽団の方々にも参加していただくため、音楽を通して広がるご縁を感じています。高校時代の顧問の先生に指揮者として入っていただくこともあり、一緒の舞台で演奏できることがとてもうれしいですね。
クラブ活動は、強制されるものではなく、自分がやりたいからやるもの。だからこそ、責任感を持って臨むべきだと思っています。しっかり練習しないと、一緒に演奏する仲間に迷惑をかけることになりますから。クラブ活動を通して、こういった責任感も養われていると思います。

人間科学部 多元心理学科 3年 鸙野永萌さん(愛知県 椙山女学園高等学校出身)

やりたいことをしっかり持てば
大学生活はきっと充実する

音楽と心理学の関わりとして、音楽療法に興味があります。音楽には人の心に寄り添う不思議な力があると感じているので、音楽が心の悩みを持っている人の役に立てたら素敵ですね。今のところは音楽をどこまで仕事に活かせるか未知数ですが、公認心理師として、スクールカウンセラーをはじめとする心理職に就きたいと考えています。もっと心理学の知識、対人援助の技術を身に付けて、すべての人に対して優しく寄り添えるようになりたいです。
大学では、主体性が問われます。ゆったりと学生生活を過ごしたい、部活もやって充実した時間を過ごしたい、アルバイトを頑張る、など・・・。何でも良いのです。ただ、せっかくの限りある学生生活なので、「こうなりたいから、今こうしている」と言える自分でいたいですね。 高校生の皆さんは、「この大学でこういうことがしたい!」というものを一つ持って入学式を迎えられると良いと思います。入ってみてやりたいことが変わったら、そんな自分を「一つ成長したな~」と思えると良いかもしれませんね。

クラブ活動を支えてくれるアイテム
思い出のアイテム

私が大好きな打楽器。それはシンバル!

これは打楽器の一つであるシンバルです。打楽器には様々な種類がありますが、「ずっとシンバルを演奏していたい」という気持ちになるくらいシンバルが大好きです!はじめは重くて上手に鳴らせず苦手な楽器の一つでしたが、練習するにつれて“ただ大きな音を奏でるだけではない”シンバルの魅力を感じています。 今では同じ曲で何種類か叩き分けたり、どんな響きを求められているのか研究しています。一瞬に賭けるシンバルは本当に緊張しますが、存在感のあるシンバルが叩けるようにたくさん叩き込みます!

金城学院大学 管弦楽団について

金城学院大学で活動する女性だけのオーケストラ「金城学院大学 管弦楽団」。和気あいあいとしたにぎやかでとっても楽しい楽団です。活動目標は「年に2回の定期演奏会を通し人間性を育む」。厳しい練習を経て演奏会が終わった後の達成感はここでしか得られません。たくさんの人との出会いや繋がりができるのも、活動の幅が広い管弦楽団ならでは。このクラブ活動を通して、充実した学生生活を送ってください。

金城学院大学 管弦楽団について

掲載の内容は取材当時のものです。