金城学院大学

kinjo Time

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Episode01学ぶことで視野が広がり、
新たな興味を発見できま
した。

profile
生活環境学部
環境デザイン学科
永井 里奈 西尾東高等学校出身
姉の影響で言語学の分野に進もうと思ったが、自分自身を見つめ直し、小さい頃から好きだったインテリアや建築の方面に進むことを決意。人がリラックスできる空間づくりに関心があり、将来は自分で設計した家に住むことが夢だと話す。
Past 過去

女子大の不安は杞憂。自然体でストレスなし。

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高校生のとき、家具などのインテリアや間取りに興味があったことから、建築や空間デザインについて学びたいと思うようになりました。県内でこのような分野を学べる大学はいくつかありましたが、オープンキャンパスに行ったとき、大学の雰囲気や設備の充実度などから、金城学院大学に進学することを決意。ただ、女子大ということもあり、最初は人間関係などにつまずかないか不安に思っていました。
でも入学してみると、むしろ女子だけの環境の方が自分には合っていると分かりました。異性の目を気にすることなく、自分の考えなどを自然体で表現できる良さを見つけたからです。いまでは共学だった高校生のときよりもストレスがなく、とても充実した大学生活を送っています。

Present 現在

発想の転換、他コースの学生との交流。
自分の視野が各段に広がる。

これまでインテリアや間取りなどは、自分が気に入るかどうかが重要な基準でした。でも、環境デザイン学科で学んでいくうちに、その基準が「自分」から「他人」へ移り、自己満足のデザインから、自分以外の人たちに共感してもらえる作品づくりへ変化していきました。デザインを発表するプレゼンテーションを繰り返すことで、伝え方にも気を配るようになり、人前で話す勇気が付いたと思っています。

この学科には、私の所属する空間デザインコースのほかにアパレル・ファッションコースもありますが、彼女たちはアパレルという“やわらかいもの”を扱っているので、空間デザインのような“かたいもの”とは考え方や発想が違います。異なるものを扱っているからこそ、彼女たちとの交流も刺激になります。

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基礎を学ぶために、手描きで行う製図や建築模型の製作にも積極的に取り組んでいる。もともとインテリアに興味のあった永井さんだが、授業を通して設計のおもしろさを発見し、いまは建築士になるという新たな目標を見出した。

Future 未来

設計に関係する領域を貪欲に吸収。

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金城学院大学で学んだ1年間は、自分がこれまで知っていた建築や空間デザインの枠を壊し、幅広く、さまざまな視点で見る大切さを教えてくれました。それによってインテリアだけでなく、設計もやってみたいと思うようになりました。「自分ならではの発想で、自由に空間を創造するおもしろさ」に気付いたのです。
ただ、その分野を目指すためには、まだまだ勉強不足。これからは色彩、広告、グラフィックデザインなど、設計に関係する領域を貪欲に吸収していきたいと思っています。同時に自分の考えをまとめて、自分以外の人にもしっかりと伝えられるような力も身に付けていきたいです。

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わたしのKinjo Time

自分の好きなことに
打ち込める時間。

わずか1年ですが、私の感じる金城学院大学で過ごす時間は「好きなことに打ち込める時間」だと思います。1年生の最終課題に取り組んだ際、自分で家を考え、その家を図面に描いて発表するという機会がありました。これまで教科書の図面を写していただけの自分にとって、イチから図面を描く難しさに時間が足りなくなりました。諦めそうになりましたが「自分の好きなことだから」とクラスメイトと一緒に学校に残ってやり切りました。その達成感はいまでも忘れることができません。「好きなことだからこそ、辛いことも乗り越えられる」。これからもその気持ちで臨んでいきたいと思っています。