はじめまして。
タイ パヤップ大学に留学中の文学部 英語英米文化学科2年 伊藤 ほの香です。
タイは正式にはタイ王国と言います。大学は首都バンコクからは遠く離れた
北部のチェンマイ県にあります。
なぜ東南アジアに英語英米文化学科の私が?と思われるかもしれません。
タイは英語を勉強する学生にとって、今、とても注目されている国。
英語教育にとても力を入れており、ネイティブの先生もたくさんいます。
物価も安く、Kinjo生の間でも留学先として人気が高まっています。
タイは5月から雨期に入りました。
日本の梅雨とは違って、じとじとした長雨でなく、短い時間で降ったりやんだりを繰り返す天候です。
また、とても暑いです!
タイは3月~5月が、1年で最も暑い季節だそう。
名古屋の暑さとはまた違った、体に堪える暑さです。
タイにきて驚いたのは気候だけではありません。
日本企業の進出です。
バンコクへ出かけた時は、街中に日本のお店がいくつもありました。
伊勢丹、東急などの百貨店に、吉野家、CoCo壱番屋、大戸屋などの飲食店。
紀伊國屋書店もあり、日本語の参考書や雑誌も手に入ります。
今まで意識したことはありませんが、日本はアジアの先進国。
日本がタイに与えている影響の大きさを感じました。
また、東南アジアというと新興国のイメージですが、バンコクはとても都会です。
きれいな高層ビルが建ち並び、東京のようです。名古屋より都会だと思います。
学校の方は、先日、入学前準備の語学プログラムが終了しました。
私の通っていたELECでは、Writing、Speaking、Listeningと
毎日みっちり英語の授業が組まれています。
Essayやプレゼンテーションの準備など、宿題も多く大変ですが、
その分、間違えた箇所や改善点をすぐに次の課題で実践できるので、
着実に自分のものにすることができます。語学力は日々レベルアップしています!
数ある授業の中でも印象的だったのが、グループプレゼンテーションです。
私のグループは、結婚して家庭を持つイスラエル人女性と、
社会人として働くミャンマー人男性という3人構成。
メンバーが協力して、発表内容を準備しなければなりませんが、
私以外は、学業だけに打ち込める生活ではありません。
そこで、テーマやタイトル、構成、役割分担を工夫。
休日まで準備が及ばないように考えました。
最初は良い発表ができるか不安でしたが、結果は高評価。
メンバー全員で一緒に努力し、評価を分かち合う喜びを知ることができました。
社会に出たら、さまざまな生活状況の方と仕事をすることになると思います。
そうした時に、どう上手く乗り切るか、経験することができてよかったです。
来月からは大学での勉強がスタートします。
パヤップ大学は、「インターナショナル大学」。
どんな経験ができるか、楽しみです。