海外からのエアメール

世界にはばたく人を目指して! 海外留学中の金城学院大学生の近況や海外事情をお知らせします。

杭州が「行きたい」から「帰りたい」場所に。

杭州師範大学
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文学部 外国語コミュニケーション学科2年の神谷莉那です。
杭州師範大学での留学生活も、遂に終わりを迎えました。
年末が近づくにつれて、もっと時間があればいいのにと
残りの留学生活に今まで以上に積極的に向き合うようになりました。

まず勉強面。
先学期と比べて、テストの内容も格段に難しくなりました。
筆記はもちろん、口語のテストでは面接もあり、
日常会話ではあまり話されないような問題が出題。
焦りましたが、無事に終えることができました。
成績はテストの点数だけでなく、普段の授業点も加算されます。
そのため、毎日の授業にもより真剣に向き合うようになりました。
特に力を入れたのが、日本の文化についてのプレゼンテーション。
自分の思いや日本の情報を確実に、正確に伝えたいと思い、
複雑な表現も取り入れて、中国語での発表内容の精度も高めました。
テストが終わった今は、やりきったという達成感でいっぱいです。

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また、個人的に中国語検定(HSK)5級に挑戦しました。
HSKは英語検定とは逆で、
易しいほうから1級、2級となり、6級が一番上の試験です。
結果は合格点を大幅に上回る成績!
留学の成果を一つの形として残すことができ、自信もつきました。


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美術学部の友人と、ほぼ毎日一緒に行動

生活面では、放課後は毎日中国人と各国の友人と過ごしました。
中国人の友人と会話することは、授業以上に学ぶことがあります。
授業では習わない若者言葉もたくさん覚えることができました。
机に向かう勉強は、日本でもできます。
留学したからには、勉強だけでなく、
遊びも積極的に行うべきです。
私は、1年間があっという間と感じるほど、濃密な毎日を送ることができました。

12月は、クラスメイトや留学生仲間とクリスマス会もしました。
中国では、クリスマスにリンゴをプレゼントする習慣があるらしく、
中国人の友人からリンゴをもらいました。
日本とはまた違った中国式のクリスマスを祝うことができました。
また、日本と違うと感じたのは、海外ではやはりクリスマスは宗教行事という意識が強いこと。
イスラム教徒のクラスメイトは、クリスマスを祝う習慣はないと欠席したのです。
中国への留学でしたが、さまざまな国からの留学生と過ごしたおかげで、
想像していたよりも遥かに幅広い知識や考え方を得ることができました。

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最初は1人で銀行に行くこともできなかった私も、
1年後には、バスや鉄道を使って、遠出もできるようになりました。
杭州は第二の故郷です!
杭州に「行きたい」ではなく、「帰りたい」と思うようになりました。
金城での学生生活はあと2年。
留学経験を「楽しかった」だけで終えることなく、
これからも自分なりに中国との関わり方を見つけていけたらなと思います。

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留学は、とても素敵な経験になります。
迷っている人は、ぜひ挑戦してください!


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