今年の金城祭のテーマは
「Happy Return」。

伝統を受け継ぎつつ、今の私たちにしかできないことをカタチにしたいと考えたとき、たどり着いたテーマがこの「Happy Return」でした。きっかけになったのは、「誰のための金城祭なの？」という先生の言葉です。ご来場のお客様や協賛企業、提携する他大学の学生、サークルや模擬店で参加してくれる金城生など、今までたくさんの人のチカラで金城祭が成功してきたと気付き、今年は、みんなが主役であり、誰もが幸せな気持ちになれる金城祭にしたいと考えました。そこで、模擬店やサークルの催しなど、これまで以上にたくさんの人たちが活躍できるように工夫。最大の目玉は初企画のランプアートです。金城祭実行委員をはじめ、参加した学生のみんなが思い思いに装飾したガラス瓶を並べて、灯をともし、後夜祭で盛り上がるキャンパスに「KINJO」という光の文字を浮かび上げました。
1年をかけて作り上げる金城祭は、時に余裕を失い、小さなミスが大きな問題に発展したり、何気ない言葉でチームワークが乱れることもありました。そんなとき、私は委員長として、みんなの心の詰まりを引き出すように、それぞれの言葉に耳を傾けました。その甲斐あって、幹部は積極的にアイディアを出し、それを下級生がサポートできる組織に成長。金城祭最後の委員長挨拶で、３年間の思いがこみ上げ涙があふれてきました。たくさんの方から「お疲れ様」「楽しかったよ」と声を掛けてくださりとても嬉しかったです。３年間頑張ってきて本当によかったです！
金城祭実行委員として、真剣に打ち込んできた日々は私にとってかけがえのない財産です。